お祝いを贈るタイミングとマナー

就任祝いなど人事異動のお祝いに胡蝶蘭を贈る場合は、内示が出たあとではなく、正式に辞令が出たあとが基本となります。就任当日というのがタイミング的には最もインパクトがありますが、間に合わなかった場合には、就任から近い吉日に贈るという方法もあります。人事異動の時期は、一般の方々の送別会なども行われることが多いため、フラワーショップも繁忙期となります。希望する日に配達をして欲しい場合は、できるだけ早目に手配をしておくことが大切です。しかし、早目とは言うものの、前任者がまだ在職しているなかで花が届くのはとても失礼なことになるため、きちんとタイミングを見計らうことも忘れてはいけません。

ウサギプレゼントする胡蝶蘭には宛名書きやメッセージを添えることがあります。特に人事のお祝いの場合は、新しい役職を間違うことは最も失礼にあたります。一般的に社長と呼ぶことが多い役職ですが、現在では、代表取締役や代表執行役社長、CEOなどさまざまな役職名があります。事前の確認を怠らず、正式な役職名で贈るようにしましょう。企業のトップの人事祝いでは、胡蝶蘭に立札を付けるのがマナーです。紙ではなく木札を使うのが正式であり、贈った側の名前と「御祝」などのことばを記入するのが一般的です。


長く楽しめる胡蝶蘭

お祝いに胡蝶蘭が人気な理由には、長期間楽しめるということもあります。花束や生花を使った派手なフラワーアレジメントは、とても華やかで美しいものですが、数日~数週間と短期間しか花がもたないため、処分にも困ってしまうことがあります。胡蝶蘭は、置き場所や管理方法に留意すれば、2ヵ月に渡って長く花を楽しむことができ、手入れをすれば、一度花が落ちたあとでも再び花を咲かせることが可能なのです。また、季節の花と違って、一年中栽培されているため、春や秋の人事異動だけでなく海外の人事就任のときにも活用することができます。

ジョーロ胡蝶蘭は、置き場所が重要な条件となり、光や風、温度などの管理をしっかりしていれば、次の年も花を楽しむことができるでしょう。贈られた方に管理方法を尋ねられる際のことも考慮して、基本的な知識を身に付けておくと贈った方の株もあがります。室内で飾る場合は、明るさと風通しの良さが確保できていれば基本的には大丈夫です。直射日光があたると葉焼けを起こしてしまうので留意しなければなりません。屋外に置く場合も基本的には室内と変わりありませんが、太陽光を直接浴びる可能性が高くなるため、よしずなどを使って直射日光が当たらないように配慮することが大切です。

 


胡蝶蘭の種類

イエローの胡蝶蘭胡蝶蘭は、純白のイメージが強いかもしれませんが、赤やピンクなどお祝いの席を華やかに彩るものもあります。最近は、海外でも胡蝶蘭が人気となっており、イエローやブルー、パープルなど、色とりどりのものが手に入るようになっています。ミディや大輪などサイズもさまざまで、花弁の大きさが10㎝以上もある豪華なものも少なくありません。社長や理事長などトップの役職に就任された方へ贈る場合の相場は、3万円~10万円程度と言われています。

花弁1本あたりが1万円ほどというのが一般的な相場であり、花の種類や本数、色などでも価格が変わってきます。ミニから大輪まで花の大きさの種類があるため、役職や相手との関係などによって選ぶといいでしょう。豪華に魅せるには3~5本植えのものを選ぶと映えます。また、同じ予算で比較するのであれば、花の本数よりも品質がよく長く楽しむことができるものを選んだ方がいいでしょう。3本立てのものであっても、花の一つ一つが大きく並びが揃っていた李、茎が長く一房に付いている花数が15輪以上あるようなものであれば、他のものに見劣りするどころか、際立って見えます。親しい仲であればカラフルなものもいいでしょうが、格上になればなるほど白を選ぶ方が無難と言えるでしょう。